理学療法士が転倒・骨折して感じたこと②
今月の頭に骨折をして一か月
ようやく明日から仕事に復帰します.
Twitterで心配や励ましの声掛けをして頂いた皆様,どうもありがとうございました!
この一か月を振り返りたいと思います.
転倒・骨折して感じたこと
- 骨折って想像以上に痛い!
- 見ず知らずの人(通院先の先生,すみません)に痛いところを動かされるのって怖い!
- 骨折したところが夜うずいて眠れないってつらい…
- 同じ自転車に乗って同じ道を走る時,また転ぶんじゃないか,っていう恐怖がある
私の職場は回復期病院で,骨折後の患者さんのリハビリをすることが多いです.
その患者さん達って僕と同じことを思ってるんだろうな…
さらに患者さん達は腰や足の骨折,立って歩くたびにつらいだろうな…
2番目に感じたことなんて僕らのやってることです
これまでにその部分に配慮できていただろうか,と感じています.
もちろん,「痛くないですか?」「大丈夫ですか?」と聴きながら患者さんの身体を動かしてましたが,その一つ一つの言葉の重みを考え直しています.
言葉では優しい声掛けが出来ているけど,本当に患者さんのことを考えることが出来ているか?
今回,僕が骨折し患者さんと似た立場になったことは,
これまでの僕の患者さんへの関わり方を自省するきっかけになりました.
出来ることなら骨折しないに越したことはありませんが,一度は患者さん側の立場になって考えることも医療者には必要かもしれません.
あなたのその言葉,その行為は本当に患者さんのことを考えることが出来ていますか?